ソバカス、シミの原因はいったい何?
化粧品はなくても肌の健康は保てると考えられています。
むしろ、化粧をしないほうが素肌のためによいという考えもあります。
しかし、美しい素肌に施したナチュラルメイクはとても映えるもの。
さらに美しさを引き出すために使う分には化粧品は有効と認めるしかありません。
「すべてのメイクをやめてしまいなさい!」
と謳っている人もいますが、多くの女性は実践できないでしょう。
ほかの人はお化粧できれいになっているのに、自分だけスッピンで勝負するのは、大変な勇気がいることです。
もし、あなたが絶世の美女だったとしても、お化粧をすればもっと美しくいられるということなら、化粧をせずにはいられないでしょう。
クレオパトラだってメイクをしていたくらいです。お化粧の誘惑に勝てる女性はほとんどいません。
そこで、お肌にとっては最高ではありませんが
可能な限り酸化防止剤以外の添加物の入っていないものを選ぶとよいでしょう。
もし、現在、お使いの化粧品があなたの肌に合っているなら無理にはおすすめしませんが、ナチュラル成分のものを使ったほうがトラブルが少ないことは確かです。
実は、メラニンの生成でできる肌のトラブルは、あなた自身が蒔いた種です。
化粧品に含まれる油分をきれいにとり除かないと
酸化した油があなたの顔の奥に残り、やがて黒っぽく変色していきます。
わかりやすく説明するために、サラダ油の例を出すことにしましょう。
台所で使うサラダ油は最初はサラサラとしていて色もきれいですが
天ぷらなどを揚げると熱で変色・変性して、黒く変わります。
天ぷら油と同じ現象はあなたの肌でも起こっています。
その原因は熱ではなく、紫外線です。油は熱だけでなく、光でも変性します。
油が色のついたビンに入っていたり
光を通さない缶に入れられているのは変性を防ぐためなのです。
可視光線より波長の短い紫外線は強い作用を及ぼし、酸化を促進します。
また、もともとオイリーな肌を持つ人は
自分のお肌の表面から出る脂も問題となります。
適切な脂分は確保し、後は洗い流したほうがよいでしょう。
人間の肌から分泌される脂も太陽光線で酸化していくのですから。
簡単に説明すれば、シミ、ソバカス、ホクロなどの原因は古くなった油です。
塗るより落とせ、洗願の重要性をきちんと認識しておくとよいでしょう。
もし、今、お使いの化粧品、そしてそれを使った化粧法が
あなたのシミやホクロを増やしているとしたら
いうまでもなく、今すぐ使うのを考えた方が良いかもしれません。