そばかす専用クリーム

そばかすを消す方法、専用クリームについて

皮膚から栄養素を吸収って本当?

化粧品のうたい文句のひとつに

皮膚から栄養を吸収、取り込む

というような表現をしている化粧品があります。

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皮膚から栄養はとり込めません。

 

もしとり込めたら、ご飯を食べる必要はなくなるでしょう。

栄養は腸から吸収するものです。

 

ちょっと考えればわかるウソですが、昔も今もこのいい方はなくなっていません。

 

コラーゲン配合の化粧品がありますが、コラーゲンを肌に擦り込んだからといって、それが皮膚に浸透するとは限りません。私たちの皮膚は、確かに呼吸はしていますが、外からタンパク質をとり込めるほど、大きな穴は開いていないのです。

 

皮膚の成分を含んでいれば、皮膚が健康になるだろうというのは誤解です。もし、肌の内部に別のタンパク質が入る化粧品があれば、私たちの肌は必ずアレルギー反応を起こすことでしょう。自分のものではないタンパク質を攻撃するのがアレルギーなのです。

 

化粧品は、皮膚の外側にかぶせるものです。期待できるのは、水分を必要以上に蒸発させない保湿効果と、有害な光線や物質を肌に直接入れないバリア効果だけでしょう。

百歩譲っても、肌が失うはずの成分を化粧品が肩代わりして、肌を守るといったいい方しかできません。化粧品は医薬品とは違います。できるのはきれいに飾ることだけなのです。効果・効能を期待してはいけません。コラーゲンなんて余計な物質が毛穴に残ったら、どんな悪さをするかわかりません。

 

やはり、塗ったら落とす。きちんと落とす美容法が一番に思えます。

医薬部外品と書いてある化粧品は効果がありそうに思えますが、実際には、化粧品の範囲を超えかねない成分が入っている注意書きが記載されている場合がほとんどです。肌の弱い人は使わないほうがよい化粧品もなかにはあります。

 

お化粧のために肌が荒れたという経験を持つ女性は少なくありません。しかし、肌にトラブルがあったから化粧をきっぱりとやめたという女性はほとんどいません。

 

これはデメリットよりメリットのほうが大きいからでしょう。お化粧をしていると、素肌より美しく見えるはずです。そして、美しさは人間に自信を与えてもくれます。お化粧を続けるなら、余計な添加物の入っていないものをおすすめします。入っていてよいのは、抗酸化物質ぐらいでしょう。ビタミンE配合といった化粧品もありますが、そのビタミンはあなたの顔に栄養を与えるために入っているのではなく、化粧品の品質を保つためのものです。期待していいとすれば、あなたの素肌の代わりに酸素に触れ、肌のなかに必要以上の活性酸素を作り出さないことぐらいでしょう。

 

活性酸素は、遺伝子を傷つけお肌の老化を促進するともいわれています。
抗酸化物質だけ私か別格扱いしているのは、肌の老化を進めないためです。
 

栄養を加えるというのは、悪い意味でのプラス思考です。変なモノを加えないほうが、お肌の健康のためにはいいのです。化粧品は、薬とは違います。塗って健康になれるなんて大間違い。